MEDIATONICのブログにおいて、シーズン2のデザインコンセプト、設計プロセスといったものが公開された。ブログは英語であるため、その概要をお伝えする(トップの画像は開発中にあったよりスリリングな障害物の図)。
https://www.mediatonicgames.com/blog/moving-parts-fall-guys-season-2
新しいステージのWall Guys(ウォールガイズ)は、最も古いアイデアの一つであったため、シーズン2の中世というテーマにぴったりであったとのこと。ただ一方で、Wall Guysは本質的に非常に単純な設計であるものの、ネットワークゲームとして技術的に難しく、最初にまとめたプロトタイプがまったく機能しないものであったそう。が、それ故、追求する価値のあるアイデアであることも、プロトタイプの時点で確証したとのこと。
カベの設定では、始め均一のサイズのブロックであったものを、より混沌とした世界にするため異なる高さで登れるように簡略化。さらにいたずら好きのシニアデザイナーによって、時間経過とともにカベがゆっくりと下がる概念も追加したそうだ。
また、ブロックに関しては、最初は別のチームゲームになると感じていたものの、プレイヤー間の即席同盟は短命であるものの、うまくいくと非常に満足感を得ることができ、逆にできないといらいらしてしまう、ゲームデザイナーとしてうまく生み出すことを務めている要因にできたとのこと。「ブロックを動かすために誰かと仲良くなって、そして裏切られる… これが非常に楽しいものだ」。
稼働ブロックとランプのすごい点は、プレイ環境を動的に変更できる点で、2人のプレイヤーが反対方向に引っ張ると動かないし、逆に同じ方向に引っ張ると2倍の速さで動く。この物理学により、ゲーム内の他のものとは異なる、予期しないおもしろさにつながっているとのこと。
デザインチームはみんは稼働ブロックでどう遊ぶかを楽しみにみており、みんなのプレイや対話にすごく興奮しているそう。さらに、フィードバックに常に耳を傾けているとのことで、Fall GuysDiscordサーバーに参加することで最新の情報だけでなく今後の開発につながるディスカッションに参加もできるとのことだ。
Fall Guysは、その開発者とのやりとりや、実際の開発に近い点も魅力であり、言語の問題はあるものの、今後のゲーム展開に少なからず加わることもできる。興味のある人は、ぜひともフィードバックなどを行っていこう。